2人暮らしの防災は何から?最初に揃える5つと順番【保存版ガイド】

カップルでテントを張るキャンプの風景 Uncategorized

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「2人暮らしを始めたら防災も考えないと」と思いつつ、結局何も買っていない――。そんなカップル・夫婦は少なくありません。1人暮らしより後回しにされがちなのが2人分の防災用品で、理由は単純で「相手がいるから何とかなる」という油断が働きやすいからです。ですが停電した夜に部屋が真っ暗になり、スマホの充電まで切れてしまうと、2人でいても情報も外部との連絡も断たれてしまいます。この記事では、2人暮らしがまず最初に揃えるべき5つを、優先順位つきで金額の目安とあわせて紹介します。

結論:2人暮らしが最初に揃えるべき5つ

停電した夜に2人でランタンを灯すイメージ。キャンプ用の明かりはそのまま防災の備えになる

「防災セット一式」を検索すると、数万円する完成品がよく出てきます。ですが最初から一式で揃える必要はありません。優先度の高いものから順番に、2人分をそろえていく方が、家計への負担も少なく続けやすいです。まず全体像として、優先順位と2人分の目安金額を一覧にしました。

順位品目2人分の目安金額ポイント
1水・食料(3日分目安)3,000円〜6,000円前後日常の食材と兼ねて回せる
2明かり(ランタンなど)2,000円〜5,000円前後キャンプ用ランタンがそのまま使える
3電気(ポータブル電源)15,000円〜40,000円台が目安スマホ充電から電気毛布まで対応
4寝る装備(寝袋・マット)6,000円〜15,000円前後体温を保てるかが体調を左右する
5衛生・トイレ用品3,000円〜6,000円前後携帯トイレ・除菌グッズ

なぜ防災グッズだけを買うと押し入れで死蔵するのか

防災用品を「防災専用」として買うと、使う機会がないまま押し入れの奥にしまい込まれ、いざという時に電池が切れていた、賞味期限が過ぎていた、ということが起こりがちです。そこでこの記事でおすすめしたいのが「フェーズフリー」という考え方です。フェーズフリーとは、簡単に言うと「普段使いの道具と非常時の道具を分けない」という発想のことです。キャンプ用のランタンや寝袋、調理道具は、そのまま停電・断水時の備えとして使えます。防災×キャンプ兼用の考え方については2人暮らしの防災×キャンプ兼用ガイドでも詳しく整理しています。

2人暮らしだからこそ兼用が効く

1人分より2人分の防災用品はかさばりますし、コストも単純に倍かかります。だからこそ、月1回のキャンプで実際に使いながら、道具の状態を確認できる兼用スタイルが向いています。使わないまま死蔵させず、休日のレジャーと防災の備えを同時に満たせるのが2人暮らしの強みです。

優先順位1|水と食料(3日分が目安)

最初に揃えるべきは水と食料です。断水すると飲み水はもちろん、トイレを流す水も不足します。一般に3日分程度の備えが目安とされており、2人暮らしなら消費量もそのまま2倍になる点を忘れないようにしましょう。買いだめした保存食を賞味期限切れで捨てないためには「ローリングストック」という方法が便利です。これは、少し多めに食材や水を買っておき、日常の食事で古いものから使い、使った分だけ買い足していく仕組みのことです。特別な非常食を新しく買い足すより、いつもの食材のストックを少し増やすイメージで十分です。

優先順位2|明かり(ランタン・モバイルライト)

停電した夜、部屋の中が真っ暗になった状態を2人で想像してみてください。足元も見えず、相手の顔も見えない不安な時間は、想像以上にストレスがかかります。ここで役立つのがキャンプ用のLEDランタンです。単三電池式やUSB充電式のものを選んでおけば、キャンプの夜にテント内を照らす道具としても使え、防災専用に眠らせておく必要がありません。ランタンは1つだけでなく、リビング用と寝室用に2つあると、2人が別々の部屋にいても安心です。

優先順位3|電気(充電手段=ポータブル電源)

水と明かりの次に重要なのが電気、特にスマホをはじめとした端末の充電手段です。停電が長引いた時、スマホの充電が切れてしまうと、天気や避難情報などの情報が入らなくなるだけでなく、離れた家族や職場との連絡も取れなくなります。2人でいても、それぞれの充電が同時に切れてしまえば、外部とのつながりはゼロになってしまいます。ここで頼りになるのがポータブル電源です。詳しい選び方は2人向けポータブル電源の選び方でも解説していますが、まず押さえておきたいのが「Wh(ワットアワー)」という単位です。Whは、その電源にどれだけの電気を蓄えられるかを表す数値で、水筒に例えるなら「何ミリリットル入るか」にあたります。数字が大きいほど、たくさんの電気を蓄えられます。また「定格出力」という言葉もよく出てきますが、これは水筒の口から一度にどれくらいの勢いで水を注げるか、というイメージで、同時に使える家電の大きさに関わってきます。

容量帯によってできることは大きく変わります。目安を表にまとめました。

容量目安(Wh)スマホ充電の目安電気毛布の目安向いている使い方
300Wh前後約15回〜20回2〜3時間程度1泊のキャンプ・短時間の停電
500〜700Wh前後約25回〜35回5〜7時間程度2人暮らしの停電対策の主力ゾーン
1000Wh前後約50回前後10時間前後長期停電・電気毛布を一晩中使いたい場合

どれを選べばいいか迷ったら、2人暮らしの停電対策としては500〜700Whクラスが扱いやすいラインです。スマホの充電だけでなく、電気毛布や小型のWi-Fiルーターも同時にカバーしやすく、キャンプに持ち出す際も本体の重さがまだ現実的な範囲に収まります。防災セット一式を数万円かけて揃えるより、まずはこの1台に予算を寄せる方が、優先順位としては理にかなっています。

電気は「あったら安心」ではなく「無いと詰む」インフラです

Jackeryのポータブル電源なら、スマホの充電はもちろん、電気毛布や小型家電も動かせる容量帯があります。2人暮らしなら、まずは1台をリビングに置いておくだけで停電の心細さがかなり変わります。

キャンプでも使える製品なので、防災専用で眠らせず普段の充電にも使えるのがポイントです。

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優先順位4|寝る装備(体温維持)

2人分の寝袋を並べたイメージ。停電で暖房が使えない夜も体温を保てる

季節によっては、体温を保てるかどうかが体調を大きく左右します。特に冬場の停電では、暖房が使えない中で低体温を防ぐ装備が欠かせません。ここで活躍するのがキャンプ用の寝袋と断熱マットです。氷点下に対応した寝袋であれば、災害時の避難所や自宅避難でもそのまま使えますし、キャンプに持ち出せば普段から性能を確認できます。注意したいのは、2人分だと寝袋もマットも同じものが2つ必要になる点です。1つを共有することはできないため、購入時は最初から2人分で検討しておくと、後から買い足す手間がかかりません。寒い時期の装備の考え方は冬のカップルキャンプ寒さ対策で紹介している内容が、そのまま冬の停電対策としても役立ちます。

優先順位5|衛生・トイレ用品

断水すると、トイレが使えなくなることも珍しくありません。携帯トイレや凝固剤、除菌シート、ウェットティッシュなどは、優先順位としては水・明かり・電気・寝具の後になりますが、2人分の生活を維持するうえで欠かせません。携帯トイレはキャンプでの車中泊や渋滞時にも使えるため、こちらも防災専用にせず普段の車載品として持っておくと死蔵しにくくなります。

防災専用で買う場合とキャンプ道具で兼ねる場合の比較

ここまで紹介してきた考え方を、比較表として整理します。

観点防災専用に買うキャンプ道具で兼ねる
普段の出番ほぼ無い月1回程度のキャンプで使える
保管場所押し入れ・クローゼットの奥玄関や車のトランクなど取り出しやすい場所
動作確認忘れがち・電池切れに気づきにくい使うたびに自然と点検できる
2人分の負担感一式ずつ倍額でまとめ買いアウトドア予算と重なるため負担感が薄い
総コスト感数万円をまとめて支出優先順位順に少しずつ揃えやすい

表からも分かる通り、防災専用でまとめ買いするより、キャンプ道具として少しずつ揃えていく方が、2人暮らしの家計にも無理がありません。何を優先して揃えればよいか迷ったら、まずは2人分の持ち物チェックリストで全体像を確認してみてください。

まとめ|まずは1つずつ、電気から埋めていく

2人暮らしの防災は、一式をまとめて買う必要はありません。優先順位は「1.水と食料」「2.明かり」「3.電気(ポータブル電源)」「4.寝る装備」「5.衛生・トイレ」の順番で、キャンプ道具と兼用しながら少しずつ揃えていくのが、2人にとって続けやすい方法です。特にスマホの充電が切れると情報も連絡も断たれてしまうため、電気まわりの備えは早めに手をつけておくことをおすすめします。迷ったら、まずは扱いやすい容量帯のポータブル電源から検討してみてください。

容量に迷ったらBLUETTIも比較候補に

BLUETTIは大容量モデルのラインナップが豊富で、2人暮らしで電気毛布と照明を同時に使いたい場合にも選びやすいブランドです。クーポン「AFF1000」入力で全商品1,000円OFF(常時)になります。

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